違和感の正体。そしてソフトウェアテストの復習

かつての同僚が、mixiで僕を見付け、マイミクシィへの登録を依頼してきたのに対して、私が邪険に断ったはなしを先日書きました。
我ながら、なんと冷たいことよ、と思ったものです。
帰省中に、また別のかつての同僚がメッセージをくれたのですが、それで自分の行動の理由が分かりました。

何年も会っていなかった古い知人に、いきなり後ろから肩を組まれて「やあ元気かい?」と言われたような、違和感と不快感を感じたからなんですよね。
いきなり後ろから肩を組まれても、それが古い知人だと分かったら、懐かしく感じ喜ぶ人もいるでしょう。が、僕はそうではなかったということです。いちがいに「我ながら冷たい奴」と決めつけることもないかな、と思うような次第です。

なんだか微妙に体調がよくなかったので、昼過ぎまでボケボケしておりました。

午後からはソフトウェアテストに関する本を読んでいました。
知識ゼロから学ぶ ソフトウェアテスト
コンパクトにまとまっていて、とってもナイス。新人研修以来、すっかりソフトウェアテストの体系的な知識とは縁が無くなっていたので、たいへん面白く読めました。
「知識ゼロから学ぶ」はちょっと過大広告かもしれませんね。一度は「ブラックボックステスト」とか「ホワイトボックステスト」なんて言葉を聞いたことが無いと、さっくりとは読めないでしょう。
著者の経験が豊富(MSとSAPとソニーでテストをやってきたそうな)なので信頼できそうだ、というのが、読者にとってはポイントですかね。「MSのテスターかよ」という皮肉めいた声も聞こえてきそうですが、たぶん僕がこれまで関わったプロジェクトのどれと比べても、お金と時間と優秀な人材を使っていいテストをしてそうですからね。