斜め読みした日記:要求定義のチェックポイント

要求定義のチェックポイント427

値段が安い上に、セクションのタイトルを読むだけでも十分読んだ気になれるという、
すばらしく投資対効果にすぐれた本です。
短い時間に、斜め読みで十分にそのエッセンスを堪能できるのです。これ、すごい
褒めてます(誤解されそうな書き方ですが...)。

多かれ少なかれ、「SE」と呼ばれる人は要求定義をやっているものです。
この本は、その経験を踏まえて読むと、たとえ斜め読みであっても得るところがあります。
それは反省であったり、新たな知見の発見であったりするでしょう。
いずれにせよ、若手のエンジニアにとってよい本です。

ただ、注意したいのは、例として挙げられている顧客への質問に、若干恐ろしいものが
混じっていることでしょうか。(そんなこと、普通は客に聞けないぞ)という質問も
含まれているのです。信頼関係の出来た間柄であれば問題の無いところでしょうが、
そのへんの前提を抜きにこの本を頭から信用すると大変な目にあうかもしれません。