自衛隊の勉強をしてみて思うこと
これでわかる防衛白書Q&A〈平成18年版〉を読んでみました。税別648円とお安いのが魅力ですな。薄いし。
これを読むと、如何に自衛隊(=防衛庁)が遵法意識に富んでいるか、またどれほど国民からの理解と協力を求めているかが分かりますね。
私はこれまでに『自衛隊のことがマンガで3時間でわかる本』とか、
『自衛隊』とか、
『自衛隊vs.北朝鮮』とか、
『日本の「戦争力」』とかを読んできました。
これらを通じて知ったのは、自衛隊が憲法9条を尊重しながら、また国民や地域の感情に配慮しつつ、いかに各種の危機(侵略から災害まで)に効果的に対応しようとしているかであり、それでありながら、多くの現実的な危機に対して、多くの不安があるのが実状であるということでした。
憲法9条を信条としたり、集団的自衛権の問題に(ほとんど感情的な)反対論をぶつ人達には、こういう基礎的な勉強もしてほしいと思う次第であります。