図書館通い(嫁が)
私の積ん読・濫読癖による経済問題の解決のため、わが妻は公共の図書館の積極利用を提案しました。
まったくもって適切な提案であるので、私は受け入れ、先日貸し出しカードを作成、日々利用するように
なりました。
といっても、仕事の帰りに妻が図書館に行ってくれるので、私は何の苦労もしていません。
なんともありがたいことであります。
そんな感じで借りてきてもらって読んだのがこちら。
佐藤雅美の八州廻り桑山十兵衛シリーズの近刊2冊ですね。
『六地蔵河原』は、(いつもの佐藤節だなあ)と、淡々と、もちろん面白く読みましたが、一方の『花輪茂十郎』のほうはなかなかスリル&サスペンスって感じでドキドキしました。
せっかくもらった美人妻が、実家に帰ってしまう。その一方、十兵衛をめぐる陰謀が・・・ってなもんですな。
ラストのオチのつけ方がすごすぎです。なんというか、ハードボイルドですよ。