アホみたいな本を買ってしまった・・・

『SEを極める 仕事に役立つ文章作成術』

っていうんですけど。
(以下罵詈雑言ですので読む際は注意)


これはちょっと無駄に長くてどうしようもないね、と思ったですよ。amazonにもレビューを書いたんですけど、実用性ゼロ。少なくとも、1800円のうち1500円分くらいは金返せと言いたい。すげえ冗長。無駄ばっかり。

なんで文章の構成(章立て)を説明するのに「ヘーゲルの弁証法」なんて哲学のタームが必要になるんだ、っつうの!

著者が気持ち良く自己満足的にくだくだと書いているのが痛い。お前の衒学趣味になんか興味無いよ。僕は日本語でシステム開発のための文章が書きたいだけなんです、哲学やら文学やら(小林秀雄まで引用してやんの)、どうでもいいんですよ!


以上のような、私の書評が信用ならない方は、ぜひ実際に本を手にとっていただいて、巻末の「おわりに」という文章を読んでいただきたいです。複数の段落からなるこの「おわりに」の論理構造・構成の分かりにくさが、この本全体の分かりにくさをよく表しています。

それでも読みたい、という方は、止めません。でも、読むための時間を十分にとることか、あるいは、「くだらんと思うところはどんどん読み飛ばす」ことをお勧めします。