新書斜め読み

ブックオフで大して選ばずに新書を買って、通勤電車で斜め読みしてみました。
新書である上に、かの店に売ってる時点でかなりお寒い内容であることは想像できるのですが、値段との見合いで言えば悪くない娯楽だといえましょう。ついでに教養というか、情報や知識を得られたら言うことはありません。

そんなわけで、今日読んでみたのはこちら。
下流社会 新たな階層集団の出現
・・・うーん。
本ブログの読者諸兄（ってどれだけいるのか知らないけど）からすれば、何をいまさらこんな本を読んで、しょーもねえ、と思われるかもしれません。私も若干後悔していますよ。

この本をあっさり紹介すると、およそ次の通りです。
「中くらいの規模のアンケート調査と、小規模なインタビュー調査、著者の経験（！）をもとに、世代論と消費論をくっつけて、適当に格差社会論っぽい話にでっち上げてみました」以上です。

マーケティングがご専門の著者のビジネスの宣伝に使うんだろうなあ、という感じもあり、そこはかとなく生臭さもしてきます。新書っぽいといえば新書っぽいねえ。