直江兼続ブーム

さすがの軍神・上杉謙信であっても、日本刀で丸太をぶった切ることはできんだろう・・・と、やや呆れるような過剰演出でスタートしたNHK大河。
なんだかんだでNHK大河を見る機会の多い妻から、「あれってどういうこと」「この人は重要?」とか聞かれるので(篤姫のときはちょっと困った)、この際だからと勉強をはじめてみました。PMP試験勉強の息抜きにもいいしね。
出版業界は直江兼続祭りですよ。アマゾンで検索すると出るわ出るわ・・・。
とりあえず手にとって読んでるのはこちら。直江兼続 戦国史上最強のナンバー2 (アスキー新書 87) (アスキー新書)
著者がやたらと「歴史を学ぶものは・・・であるべき」みたいな持論を出してくるのと、大して脈絡もなく「田中角栄越山会は、上杉謙信が関東に攻め上るときに山を越えるところから〜」みたいな小ネタを織り込んでくるのがややうっとうしいけど、まあコンパクトでいい本なんじゃないかな。ひとまず、主な人間関係・情勢は理解できたし、NHKがやってくるであろう大言壮語というか、過剰演出への準備はできました。

でもって、話は全然違うんだけど、地元はここぞとばかりに必死です。
兼続のキャラクター決定 名前は「かねたん」に・米沢
http://yamagata-np.jp/news/200806/28/kj_2008062800429.php
ひこにゃんの方がかわいいぞ。まあ、NHK大河でとりあげられると経済効果がえらいでかいらしいし、地元は何年も前から地元紙に小説を連載させるわNHKに働きかけるわで必死だったということなので(前掲書より)、かさにかかって頑張るのはやむを得ないんでしょうな。関係無い立場からすると、見苦しいというか暑苦しいけど。