経済史、バブル崩壊史を学ぶ。他人事だと面白いなあ

大暴落1929』という本を読んでます。
赤ペンで書き込みをしながら読んでるんですが、これがすげえ面白いのですよ。
いま三分の一くらいまで読んできてますが、バブルに踊るアメリカの国民気質、崩壊を恐れて何もしない政府・金融当局、バブルを煽る仕組み(信用取引と投資信託)を作っていく企業たちの、それぞれの思惑や愚かな振る舞いを俯瞰していて素敵。
不況とかバブル崩壊とかって、他人事だと面白いドラマだよなあ、とつくづく思います。
もちろん、先人たちの過ちを笑うつもりで読み始めたのではなく、この不況期に自分はどうあるべきか、政府や金融当局はどうあるべきなのか・どう動くのか、洞察を得るために読みはじめたのです。本は半ばにさしかかって、いよいよバブルが崩壊するようです。何が起きるのか、どう回復へ向かうのか・・・これも楽しみであります。