国会議員は身を削って改革を」「一票の格差を是正せよ」の両方の主張を実現するためにもっとも簡潔な解決策は、国会議員を一人にすることだと思います。
 
任期付きの独裁制ですね。まあ、憲法では両院を設置することを決めてますから、憲法改正をせずに済ませるのであれば、衆院で一人、参院で一人と。それでも衆院の優越があるので、やっぱり独裁ですかね。
 
日本全国の国民の意見をなるべく広く政策に反映させようと思えば、一定の人数が必要なはずなので、当然この極端なアイデアは批判されると思います。もちろん私だって、上のような主張がまともだとは思いません。
 
「一票の格差を減らすために国会議員を減らす」「そうすれば国会議員の費用も削減できて、国の借金の軽減に役立つ」とおっしゃる方には、ぜひ、あまり単純化しないで考えていただきたいと思う次第です。