結婚について、コンサルタントの助言

ある若いコンサルタントが、結婚することになった。結婚式や新婚旅行のために休みを取りたい。しかし、仕事は少しずつ増えてきている。プロジェクトが徐々に動き出したのだ。彼は上司のコンサルタントに相談することにした。
「君、そういうときは、上の人間を動かすんだよ。かわりに入ってくれる人を探すんだ」と、上司。
「ええ、だから上司であるあなたにお願いにきたのですが」と若いコンサルタントが答えると、突然上司は怒りだした。
「なんで僕が君のためにそんなことをしなきゃいけないんだ!」
ことほどさように、コンサルタントというのは自ら行動することを嫌うのである。そして、自分が行った助言が、その場で有効でないことを証明されても、テンとして恥じることがない。
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*1:この話はフィクションですが、一部事実に基づいています