正月明け、仕事関係の本を斜め読み

2冊斜め読みしました。
がっつりきっちり読み込む予定でしたが、後に述べる理由で斜め読みとあいなりました。

1冊目。

教育研修スタッフ必携 教育研修の効果測定と評価のしかた

これはヒドい。今年一発目の最悪本です。
全体の構成がヒドい。文章がヒドい。図がヒドい。装丁がヒドい。


まず、全体の構成がヒドい。
本のタイトルだけ見ると「企業の教育研修を行ったとき、どう受講者を評価したらいいか」を
述べているように見えますが、
「企業の教育研修と経営戦略の関係」
だとか、
「教育研修自体の評価と改善」
だとか、およそタイトルでうたっているのとはずいぶん違った話ばかり出てきます。

また、唐突にケーススタディが出てきたりします。どんな流れでこのケースが出てきたのか、
これまで説明していた内容とケースの関係はどうなっているのか、なんて説明はほとんど
ありません。あっけに取られます。


さらに、文章がヒドい。
何を言いたいのかさっぱり分かりません。口述筆記を文章に起こした感じです。


図がヒドい。
線や図形の意味を統一していないので、読み取るのがやけに難しいです。


装丁がヒドい。
すごく見にくい装丁です。いや、醜い。章のタイトルページの醜さといったら無いですね。


本当に、見るべきところがありませんでした。類書が見当たらなかったので買いましたが、
すごく後悔しています。



2冊目。

実務で役立つ プロジェクト・レビュー

これはそこそこきちんと作ってある本でしたが、私のニーズに合ってなかった・・・。
システム開発プロジェクトの、開発チームのための技法ではなく、
システム開発を発注した側の責任者(プロジェクトマネージャ?)が読む本でした。

文章はそこそここなれているんですけど、ちょっとクドい。要点を絞って書いたら半分くらいの
分量になりそうです。


そんなわけで今年一発目の読書はハズレ気味でした。