英雄の運命を思う

出張から帰ってきた日から、海音寺潮五郎武将列伝 戦国爛熟篇 新装版 (文春文庫 か 2-55)を読んでいるんですが、特に明智光秀の項には興奮しました。光秀の人生を追いながら、本能寺の変に向かう流れを見ていくと、これまでの「信長視点」「秀吉視点」とはまた違った風に歴史上の事件が感ぜられたのでした。
海音寺先生の筆の冷静さがまた心憎いのですよ。実に面白いです。