ならぬ堪忍

混雑時の電車内で、もたもたしているご老人に、いまひとつ優しくなれないでいました。
自分が、ちょっと狭量に過ぎると反省したり自戒したりしたものです。
ところが今、ふと(この方たちは妻の両親と同じ年頃だ。万一同じ電車に乗り合わせたら、義父母にはちゃんと気を配れるじゃないか)と考えたら、気の持ち方がわかったように感じました。
少しはマシな人間になれそうです。