右肩下がりの世の中へ

これからの世の中、しばらく右肩下がりになるんだろ、という予想が、もはや一部の悲観的な人のものじゃなくなっていて、運命的なものと捉えられているんだろうね。
そんな悲観は、決して達観には至らなくて、大変な事件を引き起こす負のエネルギーを生むばかりなんでしょう。
役人(どころか元役人)に害を加えたところで、世の中良くなるはずは無いのにね。
今僕らのやるべきことは、この条件下でベストを尽くしながら、次の世代に持ち越す負債を減らすこと。それは別に世のために何かしないといけないってことで無くて、まずきちんと自分と家族の糊口をしのぎ、きちんとした生活を営むことから始まると思うのですよ。もっと楽な時代もあったろうし、実際損な役回りだけど、逃げ道は無い以上、まずは自ら立つしかありますまい。
世代論とか地政学とか、言い訳は学者に任せて、たまに床屋で愚痴る程度にしましょうよ。