『スーパープレゼンテーション』のアル・ゴアの会
大統領選で負けて、ホワイトハウスを離れたゴア氏が、
映画『不都合な真実』上映前にやったスピーチでした。
で、前半はひたすらジョーク(スタンダップコメディー、ってやつ?)。
内容は、
「副大統領として、また大統領候補として、最重要人物だった自分が、
いまや普通の人。奥さん連れてレンタカーに乗ってでかけるし、
ファミレスに入ってよその客に『彼も落ちぶれたな』と
ひそひそ話される」
ってな感じで、ひたすら
「高貴だった私が、いまや普通の人っすよ、ははっ」
というネタ。
これ、日本の政府高官がやっても面白くないんでしょうねえ。
元総理がレンタカー乗ってファミレスに来ても別に不思議でも
なんでもないもの。ろくろ回してる人とか既にいるし。
アメリカのような、貧富の差がとんでもなくでかい国だからこそ、
社会的な成功者が大きな富を手にすることができるからこそ、
面白く見えるんじゃないのかなあ。
なんて思いました。