ブログを続けるということ

このブログももう7年ですか。はじめたころのことなど思い出したので書いておきましょう。

前途ある若者が「ブログはじめました!」ってんでfacebookでアピールしていたけれども、彼はきっと1,2か月続けたところで失望する。「俺って文章が下手だなあ」とか、「俺の考えてることなんてこの程度のことなんだなあ」とか。
書き始めのブログは、文章がむやみに長くなるので、「自分は文章が下手だ」、と思う。長い文章を書けば当然に時間がかかるので、だんだん書けなくなる。それでもやっと書いた文章を、3日後に読み直してみれば「どうってことないはなし」しか書いてない。で、また書けなくなる。「書かなくてもいいじゃん」となる。
これぁいかんってんで「文章を書く技術」なんてのを勉強してみると、ひとまず文章は短くなる。けれども今度は「こんな程度のことならやっぱり書かないでもいいじゃん」となる。
そんなわけでブログを止める理由は次から次へと、かわるがわるあらわれてくる。

それでも僕がやめないで6年も7年もやってるのは、やっぱり書きたいことがあるからなんだよね。友達や同僚には言いたくないこと、その場で消える話し言葉ではなく、書いて残すことに価値を見出すからなんだ。

若者は書くことに価値を見出すことができるのか?おじさんは遠くから見守りたいと思います。