『ドリフターズ』

設定で「いくらでも魅力的なキャラクターを登場させることが可能」にしてあるのがすごいズルい!そんなのありか!と言うプロの声が聞こえてきそうです。

けど、だからこそ、読ませる物語にするのは大変なんでしょうねえ。3巻まで、作者の力技が冴え渡っている感じがあります。

 

ドリフターズとエンズは本質的に同じ存在なんだろうなあ、とか、あのフードを被っている黒幕は、世界的宗教の創設者か指導者なんだろうなあ、とか、ざっと読んだ私にも予想できる展開があるんですが、それがどう覆されていくのか、そこが今後の楽しみですね。