「どこに投票したらいいんだ」と言う人は

「自分ならどうするか」と考えてみて、考えた方法がどれほど妥当性があるか評価、検討してみるといいのではないかと思うのです。

ただし、評価・検討は、それなりに本気でやる必要があります。

 

経済問題に関心があるなら、経済学の入門書(大学学部生向けの教科書)くらいは読む。

社会問題に関心があるなら、その分野のジャーナリスティックな本の他に、行政の取り組みを調べる。

政治制度・行政制度に関心があるなら、行政法や、近代史の勉強をする。

 

それくらいのことです。テレビを見る片手間にできるほど簡単ではありませんが、人生を賭けてやるほどの分量ではない、くらいで。

 

そこまで、それなりに本気で勉強すれば、「どちらかといえば、この党の意見に妥当性があると言える」くらいの決断は、躊躇なくできるようになる。のではないでしょうか。

 

あまり勉強しないで、「俺が納得する政党よ、現れよ」というのは、ムシがいいように思います。