建国記念日に反対?
毎年NHKあたりでニュースになっているような気がしますけど、そして毎回「え?」と思っているような気がしますけど、建国記念日に反対する集会を開く人たちって、なんなんでしょうね。
反対意見の代表として、共産党の意見を見てみましたけど、
???って感じです。頭の固い人たちだな、と。なんか小学校の学級会で、つまらん屁理屈を聞かされたのを思い出しました。
そりゃ科学的じゃないですよ。神武天皇、神話的な世界の話ですよ。でもさ、科学的かどうかだけを言ったら、国なんか成り立たないですよ。
アメリカみたいな新しい国、いつ建国したか(独立したか)がはっきり分かっている国でさえ、はっきり分からない精神的伝統みたいなものを、自らの立国に関わる精神的支柱として位置付けることがあるわけじゃないですか?国なんてそんなに科学的・合理的なもんじゃないと思うんですよね。
そりゃ戦前に制定されたものかもしれませんよ。でも、失敗するたびにいちいち国の神話をリセットしてたら、とても国なんか成り立たなくなっちゃいますよ。
主権在民云々はもう論外だと思います。建国記念日に「天皇陛下万歳」と言わないと
いけない、という教育でもされればともかく、そんなこと言われたことないですから。
そもそも、共産党自身はどうなんでしょうかね。
ある時から、共産主義者は自らを「科学的共産主義者」と名乗りましたが、本当に科学的だったんでしょうか。とても科学とは言えない代物だったように思います。20世紀の終わりに、僕らは壮大な科学的共産主義の失敗を目にしたように思います。その姿は、「赤い貴族」による独裁でしたよね。