備忘:人に物を教える文章の構成

最初に、この文章を読むと、何ができるようになるか、何が分かるかを書きます。
内容によっては、このときに、「この文章が誰向けに書かれているか」を述べて、
必要な前提知識を明らかにしておくとよいです。

次に、何をどんな順番で説明するか述べます。

続いて、本当に伝えたい内容です。分量に応じて、章ごとにその章のまとめを
書くとよいでしょう。読者に理解度の確認を求めるわけです。

全て述べ終わったら、話の順番をもう一度なぞって、簡単に振り返ります。
誤解しやすい、注意が必要なポイントがあったら、ここで注意点を追加して
挙げると、理解度がさらに上がるかもしれません。

そして、最後に、最初に挙げた目標(何ができるようになるか、何が分かるか)を
達成しているかどうか確認します。
関連する事項や、よりレベルの高い話題があれば、次の目標を提示すると、
学習意欲を高めることができます。