アナロジーのはなしだけで1冊書いたのは立派

人にものごとを説明する仕事をしている人間として読んでみました。
「伝わる!」説明術 ちくま新書(551)
「アナロジー(たとえ)」の話だけで新書を1冊書いたのは立派ですが、あんまり成功していないかも。たとえ話は理解を助けるのは間違いないけど、それだけでは説明にはならないもの。
たとえた後に、たとえではないやり方で原理・理論を説明して、たとえの意味、たとえと本当の違いまで理解させるのが僕の仕事なので、どうしても評価は厳しめになりますよ。