読書

東周英雄伝と刺客列伝

ふと思い立って、図書館で海音寺潮五郎の孫子を借りて読んでるわけです。ようやく昨夜孫武の巻を読み終えたところなんですが、伍子ショやら申包シュクやらの活躍を見ていたら、鄭問の東周英雄伝とか刺客列伝とか思い出してしまったわけですよ。 10年ほど前、…

楽しい絵本

奥さんが子供のために見つけてきたバムとケロの絵本シリーズがとてもナイス。絵がかわいいし、細かいところの描き込みを見つけるのが楽しい。

お金の話をしてるんだけど

そんなわけで、今朝からちょっと読み始めた本。2年くらい前に、奥さんに買ってあげたのだけど、僕本人はまだちゃんと読んでなかったのでした。 古本の値段に事寄せて、各作家の経歴や出版にまつわる裏話が述べられています。僕はこの著者を読売新聞の人生相…

渋滞学

なんか社会科学方面の、ポップサイエンティストがやってる仕事なのかなーと思っていたら全然違いました。 数学的なモデルに裏付けられた、かなりハードな研究なんですねえ。なるほどぉ、へえ、と勉強しながら読んでます。しかしまあ、この著者は、頭が良くて…

論理思考プロセスの勉強

ゴールドラット博士の論理思考プロセス―TOCで最強の会社を創り出せ! 思考プロセスの勉強をするならこの本が一番じゃないかと思います。ザ・ゴール 2 ― 思考プロセスを読んだら、次には上の本がいいです。類書は多いのですが、考え方、ツールの整理が簡潔で分…

人材育成部門のありかたについて勉強した

っつってもこういう本を読んだだけですけど。しかも斜め読み。 パフォーマンス・コンサルティング~人材開発部門は研修提供から成果創造にシフトする~ 人材育成部門は、 事業ニーズ パフォーマンスニーズ トレーニングニーズ 職場環境ニーズ を理解した上で、…

仕事術の本は、もう買わない(たぶん)

「仕事術の本ばっかり買って、仕事のしかたが良くならない」というアホらしいサイクルをどうにかしたいわけです。本当にアホらしい話なのでね。 人間関係のはなしならカーネギーの本を精読するべき。エンジニアとして・コンサルタントとしての考え方・ものの…

図書館の利用をはじめる

最近の公立図書館はネットで予約が出来るし、予約した本が届けば通知もくるしでいたれりつくせりですね。そんな図書館をがんがん使ってる奥さんに勧められて、僕も使い始めました。 これは便利だし節約になるねえ。「返却期限があるからゆっくり読めないじゃ…

アフォーダンス

昨夜からこの本を読み始めました。 アフォーダンス入門――知性はどこに生まれるか (講談社学術文庫 1863) (講談社学術文庫) 面白い。まずダーウィンの研究を紹介するところからはじまってるんだけど、それだけでも十分面白い。この面白さの感覚は、福岡伸一の…

最近の僕

古典や名作よりも、大衆文学寄りの僕は、海音寺大先生の著作をば手にとっております。 蒙古の襲来 (河出文庫) 鎌倉北条氏の政争についてからはじまり、当時の日本の宗教・文化状況について述べ、歴史的大事件たる蒙古の襲来を描き出す・・・という、なんとも…

奥さんの読書

最近のうちの奥さん。 アンナ・カレーニナ〈1〉 (光文社古典新訳文庫) を、図書館で借りて読んでる。「文庫なんだし、買えば?本棚に置いてあったら理知的でかっこいい感じだよ?」と言ったんだけど、「1回しか読まないだろうし、図書館の待ち行列も大したこ…

クリティカルチェーン

PMPの勉強中に買って、そのまま放置していた本にとりかかってみたら、存外面白かったので、一気に読み終えてしまいました。 クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか? なぜプロジェクトが遅れるのか、なぜ遅れに備えたはずの時間…

新名将言行録

新名将言行録 (河出文庫) 海音寺先生の抑えながらも気品を感じる文体で、鎌倉・室町・戦国の武将たちの姿が描かれています。武将列伝に先行する仕事ということで、そういう意味でも興味深い。

なんか不快な漫画

結婚しなくていいですか。―すーちゃんの明日 奥さんが「ちょっと気楽に読めるエッセイ漫画でも読もうかと思って」といって、図書館で借りてきました。さくっと読んでみて、なんというか大変不快な気分になりました。 「この不快さはなんなんだろう」と、よせ…

Ship it!

これはいい本ですね。コンパクトに、現代のエンジニアが知っておくべきツールや技法、身に付けておくべきプラクティスを記述しています。ストーリー仕立てで「現場でありそうな問題」を挙げ、解決する手法を手短に説明し、「そのツールをうまく利用できてい…

PMP(PMBOK第3版)学習方法

以下、私の学習方法です。試行錯誤したことは書きません。結果として、「たぶんこうすると一番効率的で、うまくいくだろうなあ」と考えた結論を書きます。もちろん人によって向き・不向きはあると思いますが、ご参考まで。 なにはともあれ『プロジェクトマネ…

よつばと!

最近我が家でブームだったのがこちら。よつばと! 8 (8) (電撃コミックス)5歳児のよつばちゃんの日常を描いた漫画です。よつばのまわりの大人がみんな優しい。細かいギャグにうっかり笑ってしまう。奥さんの育児疲れも吹っ飛ぶ楽しさですね。

海音寺先生

昨夜読了。 武将列伝 江戸篇 新装版 (文春文庫 か 2-57) 海音寺大先生の骨太な人物史談ですよ。この巻で新装版も出揃っちゃった。次はもう出ないと思うとさみしい。 本巻で特に感銘を受けたのは、最後の最後、勝海舟の回。幕府側から俯瞰した、幕末の略史に…

哲学者の肖像

「たまには実益にはならん本も読まないと、脳みその足腰が弱りそうだぜ」と思って買っておきながら、第1章でけつまづいて放置していた本。 カントの人間学 (講談社現代新書) 金曜から今日にかけて、ようやく読み通しました。読み始めたときは、この本の位置…

ちょっと古いけど古本屋で安かったので買ってみた

社説対決・五番勝負 (中公新書ラクレ (235))社説の内容を論じる本を、出版から時間が経ってから読む、という行動にどれだけ意味があるのかよく分からんのですが、まあ暇つぶしにはいいだろうと思って買ってみました。 五番勝負のうち二番まで、30分くらいで…

行動経済学に入門してみた

行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書) この本を読んでみたのですよ。大変面白かった。中盤ちょっと中だるみしたけど、良かった。お勧め。最初の章で、行動経済学のパースペクティブと、その歴史が簡単に述べられているので、すぐに全体像が見…

類書は多かろう、とは思いながら、読んだらやっぱりハズレ

コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書 52) ・・・多くは語りますまい。この人ならではの話があんまりなくて、どっかで見た・聞いたような話が多いです。今の本なら、「そのチカラを身に付けるために、どんな努力が有効か」まで述べられていたりする…

大人のための文章教室

谷崎潤一郎はじめ、『文章読本』と題する本は数々ありますが、この本は、大人のための文章教室 (講談社現代新書)「文章教室」をうたっています。 著者が、子供向けの文章教室を主宰しているのは知っていたので、「今度は大人向けかいな」と思って手に取った…

脳に良い??

例の新書祭りの一貫で、斜め読みしました。 脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) 著者はお医者さんで、器質上の問題と切り分けつつ、機能的な障害に取り組んでこられた方です。 述べられていることは、悪く言えばごく当たり前のこと…

アナロジーのはなしだけで1冊書いたのは立派

人にものごとを説明する仕事をしている人間として読んでみました。 「伝わる!」説明術 ちくま新書(551) 「アナロジー(たとえ)」の話だけで新書を1冊書いたのは立派ですが、あんまり成功していないかも。たとえ話は理解を助けるのは間違いないけど、それだ…

企画書は一行

古本屋で見つけて購入。 企画書は1行 (光文社新書) ハウツー物としてはまとまりを欠く感じ。「企画で成功してきた人の、成功物語」として、読み物として読むと普通に面白いです。通勤のお供にもいい。あとは、たまに読み返して「企画書を書くぞ!」というモ…

ちょいデキ!

ちょいデキ! (文春新書 591)最近、LifeHack系の本が多いですね。食傷気味の方もいるでしょう。 これもそれ系なんですが、サイボウズの社長が書いていること、社長の履歴が興味深いってところに類書との違いがあります。 書いてあることはどっかで読んだよう…

読書

当然、一つめのカテゴリは読書ですよ。