奥さんの読書

最近のうちの奥さん。
アンナ・カレーニナ〈1〉 (光文社古典新訳文庫)
を、図書館で借りて読んでる。「文庫なんだし、買えば?本棚に置いてあったら理知的でかっこいい感じだよ?」と言ったんだけど、「1回しか読まないだろうし、図書館の待ち行列も大したことないから」だって。
普通の流行の新刊本と同じように、古典的名作を楽しく読んでるうちの奥さんは、正しく文学を楽しんでいる人だと思いました。えらいもんだなあ、と感心してしまいます。変に学歴を作ることに前半生を使ってしまった僕は、文学や古典を、見栄を張るための道具にしてしまって、いかんなあ、と反省した次第。